12周年

インコに多い
病気やケガは?

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インコの
特徴・遺伝性疾患

身体的特徴

インコには様々な種類がいて、大きさや体毛の色、性格、平均寿命もいろいろです。

インコといえば体長約18㎝のセキセイインコを思い浮かべる人多いかもしれませんが、中には体長約100㎝、寿命が50年というコンゴウインコもいます。

また、鳴き声も種類によって違います。

例えばコガネメキシコインコは人懐こく遊びが大好きなかわいいインコですが、甲高い鳴き声が特徴なのでマンションでは騒音トラブルになる可能性もあります。

インコを選ぶときは、それぞれの種類の特徴と自分が用意できる飼育環境を考慮しましょう。

遺伝性疾患

遺伝性疾患というわけではありませんが、3歳以下のすべてのインコはPBFDとよばれるウィルス病を発症する可能性があります。

この病気は糞便、ウィルスに汚染されたゲージ、餌や水をとおして感染します。

感染するとくちばしが変形したり、羽毛に奇形が生じ、死亡するケースもあります。

他の鳥に感染するリスクがあるので、多頭飼いをする時は事前に検査をしておくことが大事です。

PBFDは遺伝子検査で発見することができます。

飼育時に
気をつけたいポイント

飼育時に気をつける事

飼育環境の温度は高めにする

インコの体温は平均42℃前後と非常に高いです。

体温が高いということは寒さに弱いということ、飼育環境には保温器が必須アイテムになります。

晩秋など少し肌寒くなってきたというレベルなら、籠にカバーを取り付けるなどの保温対策もできます。

夏場はエアコンの風が直接当たらないように気を付けましょう。

なお、インコが過ごしやすい気温は年齢によって変わります。

セキセイインコの場合、幼鳥期(1歳未満)と高齢期(7歳以上)は少し高めの25~30℃、それ以外なら20~25℃が適温です。

また病気の時は30℃と温かめの飼育環境を作ってあげてください。

ただし、いくら暖かくといっても夏場の直射日光にはあてないようにしましょう。

猛暑の季節は、日陰を作ったり、扇風機や断熱シートを利用した「暑さ対策」が必要になります。

生活面の注意点

身近な有毒物質に注意

人間の身近にある食べ物の中には、インコにとって害になる物がたくさんあります。

以下の食材はインコの口に入らないように十分注意してください。

・チョコレート
・アルコール類
・コーヒー
・お菓子
・麺類
・ご飯
・ネギ
・ニラ
・ニンニク
・ジャガイモの芽

また、亜鉛や観葉植物、タバコなどもインコにとって有害です。

運動不足を解消する放鳥には注意点も

インコのストレスや運動不足を解消させるために大事なのが、時々籠から出して部屋の中を飛び回らせる「放鳥」です。

放鳥の時間は、おもちゃでインコと遊んだり、近くでおしゃべりできます。

飼い主とのコミュニケーションの時間としても貴重です。

一方放鳥する際は、窓やドアを閉めてインコが外に飛び出さないように注意しましょう。

放鳥というのは外で好きなように飛び回らせることではなく、迷子にならない部屋の中で羽ばたかせることです。

また、インコはくちばしの力が強いので、金属でもかじり取ってしまいます。これが原因で重金属中毒に陥り、入院が必要になることもあります。

放鳥中はインコが口にしてはいけないものはしまっておきましょう。

最期に、インコは糞を我慢するということがありません。

放鳥中でも遠慮なく排便しますので、汚れてはいけないものにはカバーをかけるなどの処置が必要です。

放鳥の様子を良く見守り、糞をしたらすぐに片付けるようにしてください。

かかりやすい
病気・ケガ・治療費用

インコがかかりやすい病気の症状と治療費用をまとめました。いざというときを考えて、治療費の準備をしておきましょう。

かかりやすい病気 主な症状 治療費用
ビタミンB1欠乏症 ・握力低下
・脚の麻痺
・翼のふるえ
・呼吸困難
・痙攣
・一般診療費 
約800~2,000円
・入院 
約2,000~5000円/日
・便・尿検査 
約700~2,500円
・遺伝子検査 
約7,000円~
・血液検査 
約2000円~
・注射 
約1,500~3,000円
・開腹手術 
15,000円~
AGY(メガバクテリア病) ・食欲減退
・元気消失
・吐き気、嘔吐
・血便
・貧血
痛風 ・食欲減退
・元気消失
・握力低下
・歩行異常
PBFD ・羽毛の抜け落ち
・羽毛の奇形
・体重減少
・くちばしの変形

年齢別の注意点

幼鳥期(~1才)

ビタミンB1欠乏症(脚気)

ビタミンB1は炭水化物をエネルギーに変換する際に必要な栄養素です。

ビタミンB1は穀物に含まれているため、通常の食事で不足することはありません。

ただし、アワダマの挿し餌で育った雛はビタミンB1欠乏症になる例が多く見られます。

これはアワダマの原材料を餌に加工する過程で、たくさんのビタミンB1が破壊されてしまうからです。

巣立ち期の雛は多くのエネルギーを使います。同時に代謝に関わるビタミンB1の必要量も増えるのです。

それにもかかわらずビタミンB1の摂取量が少ないと、ビタミンB1欠乏症に陥ってしまいます。

この病気が発症すると、握力の低下、脚の麻痺が起こります。

さらに重症化するとけいれんするようになり、死亡してしまうこともあります。

パウダーフードやサプリメントで不足しがちなビタミンB1を補うことが予防につながります。

AGY(メガバクテリア症、マクロラブダス症)

AGYはマクロラブダス・オルニトガスターという真菌(カビ)が胃の中にとりついて発症する病気です。

菌の感染により、食欲や元気がなくなったり、吐き気、嘔吐といった症状が現れます。

胃潰瘍や胃出血を起こす場合もあり、出血が激しいと突然死してしまうこともあります。

この病気は個体の健康状態や免疫力によって、発症状況や症状が変わってきます。

特にセキセイインコでは重症化するので要注意です。

慢性化すると厄介ですが、早期治療で抗真菌剤を与えると完治が期待できます。

幼鳥期から糞の検査をし、早期発見につなげることが重要です。

成体期(1才~6才)

発情関連疾患

インコが成体になると、発情して子孫を残そうとします。

しかし発情が過剰になると、さまざまな疾患の引き金になってしまいます。

雌の発情関連の疾患としては

・性ホルモンの過剰分泌による高脂血症(血中の脂質が増える)
・多骨性骨化過剰症(卵になるはずのカルシウムが骨に蓄積し、骨折等に繋がる)
・卵詰まり
雄の発情関連の疾患としては
・精巣腫瘍

があります。

高齢期(6才~)

痛風

尿酸が体液の中に増えすぎることで起こるのが痛風です。

鳥の場合、たんぱく質を代謝することで尿酸ができます。

尿酸は通常尿として排出されますが、たんぱく質の過剰摂取などが原因でうまく体外に排出されないと痛風の引き金になります。

腎臓の機能が落ちる腎不全も痛風の原因となるため、高齢で腎不全を抱えているセキセイインコによくみられる病気です。

関節痛風と内蔵痛風の2種類があり、前者の症状は歩行異常や握力の低下、後者の症状は脱水症状、尿の量が増える、食欲がなくなる等です。

内臓痛風では突然死することもあります。 痛風は完治が難しいので、治療は痛みを和らげる処置が基本になります。

保険の選び方

保険選びのポイント

インコにはいろいろな病気のリスクがあることが分かりました。

病気やケガをしたとき、長引く通院や手術で治療費が高額になった時、補償をしてくれるペット保険の比較ポイントをまとめてみました。

インコが対象のペット保険を探す

インコは犬猫といったメジャーなペットに比べて、加入できるペット保険会社の数がどうしても少なくなります。

とはいえ、インコの治療費を支払い対象にしたペット保険もいくつか存在します。

例えば、アニコムの「どうぶつ健保ふぁみりぃ」は鳥、ウサギ、フェレットを対象にした保険です。

またSBIプリズム少額短期保険の「鳥類、爬虫類プラン」では、インコが支払い対象に入っています。

ただし、インコの保険に関しては加入できる年齢の上限が犬猫に比べて低いことがあります。

自分のインコが加入できるのか、よく確かめてください。

ペット保険の補償範囲外部分を確認する

ペット保険には補償の対象外となる部分がいくつかあります。

まずは、免責金額です。

免責金額とは飼い主が自分で負担する治療費のことです。

だいたい免責金額が大きい(自己負担が多い)プランほど保険料は安くなりますが、その分保険金が請求できないケースも多いです。

次に、保険の開始期間です。

人間の医療保険と同じく、ペット保険も加入後すぐに補償が開始されるわけではありません。

補償開始前に発症した病気は補償されないことがあります。

最後に、補償外となる病気やケガの範囲です。

予防注射で予防できる疾患や、自然災害によるもの、飼い主の過失や故意によるケガを補償対象外にし、保険金が請求できないようにしている会社は多いです。

中には治療費や発症率が高い病気が補償対象外になっているペット保険もあります。

ペット保険会社やプランを比較する際は補償の内容だけでなく補償外の範囲も確認することが必要です。

保険料、補償内容の比較表

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