頭部にある角の鶏冠がサイの角を連想させることからサイチョウと呼ばれるようになりました。
元々は熱帯に住み、低地の森林や沼地近くの林に住んでいます。
種類によって羽や嘴の色は異なりますが、大きいものは羽を広げると全長160cmほどになるものもいます。
下向きに湾曲した大きな嘴と、その嘴の長さにほぼ等しい位のカブト状の突起が特徴的です。
雑食性なのでフルーツや木の実などの植物性のエサのほかにも、昆虫や卵などの動物性のえさも食べます。
鳴き声はとても大きな声で鳴きます。

サイチョウはサイのような角を持ち、とても勇ましく見えますが、じつはとても臆病です。
飛べる鳥たちは野生下では、高い木の上まで移動できるので人のような大きな生物が近づいてくることが怖いのです。
ただ個体差はあり、そこまで怖がらないタイプもいます。
ただそんな臆病なサイチョウも繁殖期のメスを守るためのオスは勇敢ながら天敵へと向かって行きます。