猫の腎不全はペット保険で補償対象?

猫の腎不全はペット保険で補償対象?

「腎不全」は高齢の猫の死因の第1位にあげられ、猫の宿命とも言われている病気です。

猫は本来、腎臓の機能が強い生き物です。
しかし、機能し過ぎるあまり、年をとるにつれて腎臓への負担が大きくなり、ほとんどの猫は腎臓の機能が低下してしまいます。

腎不全に陥ってしまった場合、治ることはありません。

そのため、腎臓自体を治療するのではなく、嘔吐や脱水などの症状を抑えるための食事療法や点滴、投薬といった定期的な通院が必要な場合もあり、治療費がかさんでいくことも…。


そんな不安を解消してくれるのがペット保険です。

ペット保険は動物病院を受診した際に、治療費の一部(一般的に5~7割)を負担してくれるペット専用の保険のことです。

人間とは違い、ペットはペット保険に加入していないと治療費の全額を自己負担で支払わなければなりません。

初めて動物病院を受診した方の中には、治療費の高さに驚く方もいらっしゃいます。


そんな時にペット保険に加入していれば、治療費が補償されるため飼い主の負担額が少なく済むのです。

ペットに安心してしっかりとした治療を受けさせるためにも、腎不全に関する情報やペット保険の必要性についてご紹介していきます。

腎不全ってどんな病気?

腎不全は、血液から尿を作り出し、体の老廃物を排出する腎臓の機能が低下して起こる病気で、高齢の猫が非常にかかりやすい病気です。

進行が緩やかなため、初期の頃は症状が出ないことがほとんどで気づかないことも多いです。



症状

腎不全の症状としては、水をたくさん飲むようになり、薄い尿をたくさんするようになります。

腎不全が進行すると尿量がさらに増え、脱水症状を引き起こします。

もし、水をたくさん飲むようになったり、元気がなくだるそうな症状が現れたら、腎不全の可能性を疑いましょう。


また、腎臓で作られる造血ホルモンの欠乏によって貧血になったり、老廃物を排出する機能が低下することで高血圧がみられることもあります。

高血圧になるとさらに腎臓に負担がかかり、腎臓の寿命が短くなってしまうので注意が必要です。


原因

腎不全の原因として、はっきりとしたことは分かっていませんが、ウイルスの影響が考えられたり、水をあまり飲まないことによる歯肉口内炎などが関係していると言われています。

また、生まれつき腎臓の発育が悪く正常な腎臓に成長しなかったり、遺伝性疾患なども腎不全の原因です。


腎不全の治療法・治療費

腎不全の治療について、その治療費や治療方法について以下にまとめてみました。

具体的な治療費は症状の重さや病院によって金額が異なるため、詳細な金額が気になる場合は直接病院に問い合わせしてください。


[一般的な治療モデル]

治療内容 食事療法、点滴、造血ホルモンの投与など(定期的に通院)
一回あたりの治療費 3000円~8000円(症状によっては手術や入院が必要になり数万円の治療費がかかる場合もある)


腎不全で破壊された腎臓の組織は回復することがありません。

そのため、血液中の老廃物や毒素を体内に貯めすぎないようにして体調を維持すること、そして慢性腎臓病の進行をできるだけ緩やかにすることが治療の主体となります。

その方法としては点滴を行ったり、降圧剤などの内用薬を投与することがあります。

一般的には1回の通院で約3000円~8000円の治療費がかかります。

症状が重く、手術や入院が必要な場合は一度に数万円の治療費が必要になる場合もあります。


ペット保険に加入していれば、5~7割は保険が負担をしてくれるので、飼い主としてはとても助かることでしょう。

万が一の時に、ペット保険はその力を発揮してくれます。


腎不全は高齢の猫が非常に引き起こしやすく、初期の頃は症状が現れず気づきにくい病気です。

また、一度かかってしまうと病歴が残り、後からペット保険に加入してもその病気は補償対象外になってしまったり、そもそも保険に加入できなくなってしまったりする場合もありますので、病気になる前からペット保険に加入することが重要です。


腎不全の予防法

腎不全の予防法として一番重要なのは「若い頃から腎臓に負担をかけない」ことです。

そのためには、塩分を控えた栄養バランスのとれた食事や新鮮な水がいつでも飲める環境を保つよう心がけましょう。

また、腎不全は他の病気から引き起こされる場合もあるため、定期的にワクチンや血液検査、尿検査などの健康診断を受けることも大切です。

普段の飲量や排尿などをチェックし、異常が見られた場合は速やかに動物病院に連れて行って診察を受けましょう。


腎不全はペット保険で補償される

ペット保険会社によって異なりますが、腎不全は補償対象となっている場合があります。

ですが、ペット保険会社または加入プランによっては補償対象外の場合もありますので、ペット保険の加入を検討される場合は必ずどの病気が補償対象かを確認してから加入することをお勧めします。


また、ペット保険は基本的には予防行為は保険の対象外となります。

例えば腎不全になっていない段階で、尿検査をした場合は補償対象外となります。

さらに、既に腎不全になってからペット保険に加入しても、補償の対象にはなりません。


ペット保険は基本的には「ペット保険に加入してからの病気や怪我で、かつペット自身に症状が現れてから補償対象になる」と考えましょう。

そのため、ペット保険は病気になったり怪我をしたりする前に早めに加入することが重要です。

ペット保険が必要になってから加入し補償を受けるというのは基本的にできないので、加入を検討している場合には早めに手続きをするようにしましょう。

取扱い保険会社・少額短期保険業者一覧

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