カゼ・・・体力低下時に風にあたったり、温度変化を受けさらに体力低下をした際に病原菌に感染してしまい、くしゃみ、鼻水を催し、羽毛を膨らませ目をつぶっていることが多くなります。
温かい土地に元々住んでいる鳥なので、まずは保温が必要です。栄養分の適切な摂取と、病原菌に応じた抗生物質などの投与も必要です。
呼吸器疾患・・・アスペルギルス症・・・不衛生な環境における胞子の吸入や、ヒナや若鳥のときなど抵抗力の低い時期に多発することが多い病気です。
抗生物質の長期連続投与も原因の一つとなります。
開口呼吸や呼吸困難、食欲不振などを見受けられ、下痢・運動失調や神経症状にも影響をきたしてきますので、様子がおかしいと思ったらすぐに病院へ連れて行きましょう。
肥満およぎそれが原因となる心臓病や糖尿病・・・採餌量の過多、特に脂肪餌の与えすぎや、慢性的な運動不足が原因となり、体重の増加や動作の鈍さが見受けられます。
脂肪餌を減らし、飼育の場合運動量の確保には限界があるので、人間のダイエット同様、運動より食餌療法と考えたほうがよいでしょう。
・毛引き症・・・病気というよりは悪癖に近いですが、退屈さやストレスなどの精神的鬱屈で始まる場合が殆どです。脂粉のよく出る鳥種の場合、水浴びをさせずに放置するとそれが原因となることもあります。
ケージにおもちゃをいれるなどしてストレスを取り除くように気を配ることが大切です。