イグアナでは、飼育環境や栄養管理に関連した病気が比較的多くみられます。
また、メスの卵詰まりにも注意が必要です。
特に注意したいのが代謝性骨疾患(MBD)で、カルシウム不足や紫外線(UVB)照射不足などが原因となり、骨が弱くなる病気です。
初期には動きが少なくなる程度ですが、進行すると足の腫れや骨折、歩行困難につながることがあります。
日頃から適切なUVBライトを使用し、バランスのよい食事を与えることが予防につながります。
また、大きく成長したイグアナはケージや家具に尾や四肢をぶつけたり、高い場所から飛び降りたりして外傷を負うことがあります。
例えば、放し飼い中にガラスへ衝突したり、家具の隙間に爪を引っかけたりする事故もみられるため、安全に過ごせる環境を整えておくことが大切です。
また、放し飼いによってプラスチックなどの異物を飲み込んだり、有毒な観葉植物を誤食したりすることもあるため、誤飲につながる小物を片付け、危険な植物は手の届かない場所へ移動するなどの対策を心がけましょう。
食欲が落ちる、動きが鈍くなる、便の回数や状態が変わるなど、普段と異なる様子が続く場合は、自己判断で様子を見続けず、爬虫類を診察できる動物病院へ早めに相談しましょう。



