年末年始のペットホテル利用実態を300人に調査!予約難民にならないためには?
年末年始のペットホテル利用実態を300人に調査!予約難民にならないためには?

この記事をまとめると
年末年始のペットホテル利用調査を解説。
ポイントは以下の4つ。
- 利用希望者の約3割が予約が難しいと実感
- 地域によってホテル数に大きな差がある
- 早期予約と事前確認が予約確保のカギ
- ペット保険加入で万一のトラブルに備える
要約
年末年始のペットホテル利用は需要が高く、予約難民が約3割に及ぶ。
地域によって施設数に差があり、早期の予約や事前見学が重要。
ペット保険加入も安心材料となる。
年末年始は、帰省や旅行などを計画する人が多い時期ですね。
少し前なら、ペットと暮らす飼い主が年末年始に帰省や旅行をすることは難しかったでしょう。
しかし、近年はペットホテルも増え、ペットを預けて帰省や旅行などで家を空けることが可能になってきました。
そうした背景から、ペットホテルの需要が高まり、利用する飼い主が増加しています。
帰省や旅行時のペット預け先ニーズとは?
年末年始の帰省や旅行では、多くの飼い主が家を長時間空けることになります。
その際に生じるのが、「大切なペットを安心して預けたい」という飼い主のニーズです。
私も愛犬4匹と暮らす飼い主なので、ペットだけを残して長時間家を空けることがどれだけ不安かがよくわかります。
こうした不安を解消し、ペットの健康や安全を守ってもらう場所として、ペットホテルなどが選ばれるのです。
ペットホテルの利用が特に集中する時期
ペットホテルは、家を空ける飼い主が多い時期に利用が集中します。
更新案内の通知には、主に以下のような情報が記載されています。
特に年末年始は帰省や旅行のピークと重なるため、より予約を取ることが難しくなります。
ペット保険ステーションでは、全国のペットの飼い主300人を対象に、年末年始のペットホテル利用の実態調査を行いました。
Q1 年末年始にペットを預けた経験はありますか?

年末年始にペットを預けた経験が「ある」飼い主は、20.33%でした。
思ったより少ないと感じた人もいれば、多いと感じた人もいるでしょう。
ただ、JTBが2024年に発表した年末年始の旅行動向調査と合わせてみると、約18.6%の人が旅行を計画、その他の人は年末年始を避けたり仕事で休暇が取れないなどの回答をしています。(※)
そのため、ペットを預けた経験がある飼い主が約20%というのは、多いと言えるのではないでしょうか。
※参考:JTB「年末年始(2024年12月23日~2025年1月3日)の旅行動向」
https://www.jtbcorp.jp/jp/newsroom/2024/12/05_jtb_24-25_New-year-holiday.html
Q2 これまで、または今後ペットを預ける場合、利用したい(または利用を検討したい)サービスを教えてください。
これまで、または今後ペットを預ける場合、利用したいサービスは「ペットホテル」32.33%でした。
ペットホテルに預けるよりも家族や知人に預けたほうが金銭的な負担は少ないですが、専門施設のほうが気兼ねなく預けられ、安心できるということもあるのかもしれません。
また、ペットシッターという存在もまだあまり知られていないためか、回答した飼い主は10%未満になったと考えられます。
Q3 Q2で「(1)ペットホテルまたは(6)断念したことがある」を選んだ方にお伺いします。 年末年始にペットホテルを予約しようとした際、どのような状態でしたか?

ペットホテルを利用したり利用を断念したことがある飼い主を対象に、年末年始の予約について聞いたところ、「希望日をすぐ予約できた」と回答した飼い主は32%でした。
ただ、「空きが少なく選べなかった」21%、「ほぼ満室で妥協して予約した」6%「完全満室で予約できなかった」4%と回答した飼い主が合わせて31%いることから、地域によっての差もあるのかもしれません。
Q4 Q3で「希望日にすぐ予約できた」以外を選んだ方にお伺いします。 希望のペットホテルを予約できなかった場合の対応はどうしましたか?
希望日に予約ができなかった場合の対応では、「家族・知人に預けた」33.82%が最も多い回答となりました。
しかし、「日程をずらして予約した」20.59%、「旅行・帰省の予定を変更/中止した」17.65%という回答もあり、約40%の飼い主は予定通りにいかなかったことがうかがえます。
Q5 年末年始のペットホテル不足について、どのように感じていますか?

年末年始のペットホテル不足について、最も多い回答は「困っていない」53.67%でした。
年末年始は家でゆっくりしたい、混雑するからその時期は避けたいという飼い主もいるため、一概に「困っていない」傾向が多いとは言えません。
実際、「どちらかというと困っている」16.67%「非常に困っている」8.67%と回答している飼い主もいるため、不足していて困っていると感じている飼い主も一定数いると考えられます。
Q6 あなたの居住する地域では、ペットホテルの数は十分だと思いますか?

居住する地域のペットホテルの数については、最も多い回答が「少ない」39.67%でした。
「十分にある」と回答したのが10.33%にとどまり、「全くない」の回答が19.67%と「十分にある」の回答を上回ることを考えると、ペットホテルがある地域が偏っていると推測できます。
確かに、需要があるかどうかもペットホテルを営業していく上で大切ですが、現在14歳以下の子供の数より犬猫の頭数のほうが多いことを考えると、ペットホテルが全くないという地域があるのは残念ですね。
年末年始はペットの預け先が見つからず、「予約難民」になってしまうこともあります。
安心してペットを預けられるように、ここでは年末年始にペットホテルを予約する際の注意点を見ていきましょう。
早めの予約がカギ!希望日が埋まる時期とは?
年末年始は、1年を通して最もペットホテルの予約が難しい時期です。
ペットサロンによって予約開始日は異なりますが、希望日が半年前くらいには埋まってしまうこともあります。
確実に預けたい場合は、予定が決まったら早めに予約をすることをおすすめします。
追加料金やキャンセルポリシーのチェックポイント
年末年始の予約で特にチェックしておきたいのが、料金の変動とキャンセルポリシーです。
年末年始のような繁忙期は「繁忙期料金」として通常料金より高く設定されていることも多く、ケア内容などによって追加料金が発生することもあります。
また、変更やキャンセルが無料でできる期限も通常時とは異なる場合もあるため、予約前に必ず確認しておきましょう。
信頼できるペットホテルの見極め方
ペットホテルを見極めるポイントは、以下の通りです。
-
・施設の清潔さ
…施設内やケージがきれいに保たれている -
・スタッフの対応
…犬や猫に対する姿勢や接客態度が良い -
・スタッフの資格と経験
…動物ケアに関する知識や経験がある -
・ほかのペットとのトラブル防止策
…ペット同士がケンカにならないように工夫されている -
・管理体制
…夜間はカメラで管理したりスタッフが常駐している -
・緊急時の対応
…ペットの体調が悪くなった場合の対策が考えられている
口コミや評判だけでなく、できれば事前に見学をしたり、短時間利用してみて、ペットがリラックスして過ごせるかをチェックしておくと安心です。
急に帰省が決まるなど、希望する日にペットホテルの予約が取れないこともあるでしょう。
あちこちの空いているペットホテルを手当たり次第に探したり、予定を日程変更や中止しないためにも、ペットホテル以外の預け先や方法を知っておくと安心です。
ペットシッターに預ける
ペットシッターは自宅に来てもらい、普段と同じ環境でお世話をしてもらえるサービスです。
環境の変化が苦手なペットやシニアペット、持病があるペットにも向いています。
時間での契約になりますが、ペットのストレスを最小限にしたい場合は検討してもいいかもしれません。
動物病院に預ける
動物病院によっては、ペットを預かってくれることもあります。
常に獣医師や動物看護師の目があるため、シニアペットや持病があるペットは安心でしょう。
ただし、入院状況などで必ず預かってもらえるわけではないため、利用する場合は事前に対応可能かどうかを確認しておくことが大切です。
家族や友人に預ける
信頼できる家族や友人が近くにいる場合は、預かってもらえるか聞いてみてもいいでしょう。
ただし、相手の負担にもなるため、お世話の内容や緊急時の対応について事前にしっかり共有しておくことが大切です。
自宅で過ごさせる
短時間のお出かけであれば、自宅で過ごさせるのも1つの方法です。ペットの性格や健康状態、留守番経験を考慮して、家を空ける時間を決めましょう。
一般的な目安は以下のようになります。
- ・健康な成犬:4~6時間程度
- ・健康な成猫:8~12時間程度
ただし、子犬や子猫、シニアペット、持病のあるペットの場合は、1〜2時間など短時間にとどめることが大切です。
年末年始は、ペットホテルが特に混みあう時期です。
希望日に預けられなかったり、条件に合う施設が見つからないことがないよう、事前の準備をしっかり行いましょう。
予約タイミングと準備しておくこと
ペットホテルは数ヶ月前から予約が埋まってしまうこともあります。
年末年始の予定が決まったら、すぐに予約をしましょう。
また、ワクチン証明書や普段使っているフード、生活習慣など必要な情報や、持ち物を整理しておくとスムーズに預けられます。
さらに薬を飲んでいるペットでは、動物病院で少し多めに薬をもらっておくと、預けている間に足りなくなる心配がなく安心です。
事前に見学やお試し利用をしてみる
初めて利用するペットホテルやペットシッターの場合は、短時間の体験利用や見学を行うのがおすすめです。
事前にお試しすることでペットが施設やスタッフに慣れるか、ストレスなく過ごせるかを確認できます。
また、ペットホテルの設備や安全管理の状況もチェックできるため、安心して預けられるかの判断材料になるでしょう。
特にシニアペットや環境の変化に敏感なペットは、事前に慣れさせることで預けた際のストレスを減らすことができます。
緊急時の連絡先・健康状態の申告も忘れずに
ペットを預ける際には、緊急時の連絡先やかかりつけ動物病院の情報、持病やアレルギーなどの健康状態を伝えておくことが大切です。
伝えておくことで、万が一ペットの体調に変化があった場合でも、ペットホテルのスタッフやペットシッターが迅速に対応できます。
ペットホテルの予約難民にならないためには、事前の準備や情報収集が重要です。
ここでは、ペットホテルの混雑対策としてできることをご紹介します。
候補を複数出して早めに動く
希望日が埋まってしまうことを避けるために、いくつかのペットホテルをリストアップしておきましょう。
早めに問い合わせや予約をすることで、希望日を確保しやすくなります。
自分の地域の施設状況を知る
住んでいる地域にどれくらいのペットホテルがあり、年末年始は営業しているか、いつから予約を受け付けているか、どんなサービス内容なのかを事前に把握しておくと安心です。
予約開始日はサービス内容、定休日はペットホテルによって異なるため、施設状況を知ることで焦らずに準備できるでしょう。
利用者レビューやSNSを活用する
ペットホテルの混雑状況や予約の取りやすさなどをチェックするのに、利用者の口コミやSNSを活用するのもおすすめです。
中には、いつ予約をしていつ利用したかなど時期が詳細に書かれていたり、スタッフの対応やサービスについて書かれていることもあります。
もちろん、過去の年末年始の投稿などもありますが、混雑の傾向をイメージしやすいでしょう。
年末年始は多くの飼い主が旅行や帰省をするため、ペットホテル利用の希望日が特に重なりやすいです。
予約開始と同時に予約が埋まってしまうペットホテルもあるので、早めの準備が欠かせません。
ペットと飼い主が安心して過ごすために
ペットと飼い主が安心して過ごすためには、信頼できるペットホテルを選ぶことです。
雰囲気やスタッフの対応、管理体制、緊急時の対応などをしっかり確認しましょう。
希望するサービスを選ぶために今できること
いきなり預けると、初めての場所やスタッフにペットはストレスを感じやすくなります。
当日の負担を少しでも減らしてあげるためにも、事前にお試し利用を何度かして、慣れてもらっておくのがおすすめです。
ペットホテルに預ける、ペットシッターに預けるといったことは、少なからずペットに負担がかかり、体調を崩してしまうということもあるでしょう。
また、預かり先がどんなに気を付けていても事故やケガといったことが起こるリスクはゼロではありません。
もしものトラブルに備えておくという意味でも、ペット保険の加入を検討することをおすすめします。
ペットホテル利用中に起こるトラブルとは?
ペットホテルでは細心の注意を払ってペットを預かってくれますが、思わぬトラブルが起こることもあります。
たとえば、環境の変化によるストレスで下痢や嘔吐、皮膚トラブルを起こしたり、散歩中の転倒によるケガ、脱走による事故などは実際に起きているものです。
特に年末年始のような時期は、動物病院でも時間外診療費などを設定していて高額な医療費となってしまうこともあるため、ペット保険で備えておくと安心です。
年末年始でも安心できる補償内容をチェック
年末年始は動物病院も休診していることが多く、受診できる場合でも休日診療や時間外診療扱いになることが多いです。
そのため、ペット保険を検討するときは、以下のポイントをチェックしましょう。
- ・休日・夜間でも診療費が補償対象になるか
- ・入院・手術・通院の範囲がどこまでカバーされるか
- ・補償対象外となる内容
なお、ペットホテルの利用中の病気やケガはペット保険でも補償してもらえます。
ただし、ケガの原因によってはペット保険ではなくペットホテル側の賠償保険が適用されることもあるため、事前にペットホテル側に確認しておくことが大切です。
日頃のケアと合わせて保険で備えるメリット
ペット保険は、病気やケガの治療費の一部をペット保険会社が負担してくれるものです。
そのため、急な治療や入院、手術が必要になった場合でも、費用面の心配を減らすことができます。
私もペット保険に加入していますが、ペット保険に加入しているという安心感は大きく、ちょっとしたことでも動物病院に行くようになりました。
そのおかげで病気の早期発見や早期治療につながったこともたくさんあり、ペット保険に入っていて本当に良かったと常々思っています。
ペット保険は自分に合ったものを選べばこうしたメリットが大きいため、まだ加入していない飼い主さんはぜひ検討してみてくださいね。
この記事の監修者

老犬・老猫のトータルケアサロン開業を目指すペットライターです。経験や知識を活かして各種メディアで記事の執筆や監修を行っています。
【保有資格】
ペットフーディスト / 犬の管理栄養士 / ペット看護士 / ペットセラピスト / トリマー・ペットスタイリスト / 動物介護士 / ホリスティックケア・カウンセラー /
JKC愛犬飼育管理士 / YMAA薬機法・医療法適法広告取扱個人認証規格 / ペットフード安全管理者 / メディカルトリマー
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